約9年5店舗ホスト勤務

ホストクラブの内情話です。

ホストクラブについて

まずは数あるブログから

このブログに目を止めていただきありがとうございます。

 

僕は約9年間5店舗のホストクラブを見てきました。

そこで感じたことや経験を話していくブログです。

 

ホストクラブとは。。。

「夢を売る」仕事です。

例えば「No.1になりたい」「店を持ちたい」「役職が欲しい」

まぁこれが王道です。

その中でもお客さんにとって一番うれしい夢の売り方は

「お前と結婚したいから」

なんて言う結婚営業もひとつの営業方法です。

ほかにも色恋、友達、飲み、枕などなど。

(営業方法についてはまたブログ書きます)

 

普通ならこんな言葉信じないと思います。

ですがお客さんはなぜ信じてしまうのか?

お客さんの仕事にも関係がある。

 

ホストクラブに来るお客さんの8割ぐらいは風俗店で働いています。

残りは様々、キャバ嬢はもとより昼間に働いている女性、大学生、

さらに身分を偽って入店しようとしてくる高校生なんかいます。

(初回の入店時には身分証の提示があるのでおかえりいただいていました。)

誰でも来るんです。

既婚者だってバツイチだってなんだってきます。

 

なんで信じてしまうのか?

風俗嬢のメンタルは強靭です。

考えてもみてください。

知らない男性のナニの処理をするんですよ?

1時間もかけて。。。

 

気に入られたら半日も一緒にいることもある。

発狂しそうですよね?

でも嬢はほぼ毎日出勤していたりします。

どこでメンタル管理をしているのか。

 

ホストクラブです。

 

好きなホストと一緒にお酒を飲んでその日をリセットする。

そうでもしなきゃ風俗なんて続かないしやりたくないでしょう?

なので風俗をやっている女性は9割ホストに行っていると思ってます。

(だから僕は風俗に行きません。)←知らんがな

 

それに風俗で働けばお賃金が良い。

出勤すれば仕事が入らなくても保障で3万以上もらえるところもある。

そのお金を握りしめて夜にはホストに行く。

僕が最初に働いたホストクラブでは

最低料金が1万円でした。

もちろん飲み物代は別。

3万円もあればある程度は飲めるし楽しむこともできます。

 

ですが問題はお金がないときです。

行かなければいいんですが行きたい。

どうしても。

その時は以前おろした焼酎のキープボトルとお水で担当のホストと一緒にいる。

担当:指名したホストのことです。)

でもホストはそんなお金のないお客さんはヘルプに任せて

お金を持っているお客さんや、新しくできたお客さんの席に行く。

ヘルプ:担当以外のホストを指します。)

 

お客さんはお金を持ってないと、指名のホストに対して発言権がありません。

「一緒にいたいから」と思いシャンパを頼めば担当は戻ってくる。

お金のないお客さんにホストはこれを癖づけるんです。

 

お金がないのにシャンパン頼めるの?

頼めます。売掛と言う支払方法があるんです。

簡単に言うと借金です。

(売掛の詳しい内容はこれもまた次のブログでお話しします。)

 

風俗で働いて借金までして。

やはりお客さんのメンタルはもちません。

心理学では究極状態になっている時の精神状態は藁にも縋る状態になるそうです。

なので担当が藁ですね。

というかホストクラブ自体が藁。

お店全体でお客さんのメンタルを究極状態のままにして、お金をつないでおくんです。

 

こうしてお客さんを作っていきます。

究極状態なのでもちろん喧嘩は日常茶飯事。

同棲営業なんかしてたら尚更喧嘩します。

 

とまぁ、今日はこの辺でおしまいにします。

こんな感じで色々ホストクラブのお話しをしていきますね。

もしよろしければ応援コメントなどいただけると続ける自信になるので

よろしくお願いします。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。